名寄(なよろ)市:映画『星守る犬』と道の駅『もち米の里☆なよろ』・天文台『きたすばる』

名寄(なよろ)市:映画『星守る犬』と道の駅『もち米の里☆なよろ』・天文台『きたすばる』

皆様、こんにんちは。北海道はお盆を過ぎると秋と申します。暑さは和らいでいますがまだ夏の風景です。

そのような中、オーロラを観測したニュースがありましたので観測された名寄市を合わせてご案内させて頂きます。

低緯度オーロラ

STV 札幌テレビ放送株式会社 通称札幌テレビのニュースより(日テレ系列局)

2024(令和6)年8月12日北海道名寄市の天文台から、オーロラが見えたというニュースがありました。

これは、天文学者やオーロラ愛好家、そして「夜空を見上げるのが趣味」という人々にとっては、まさに夢のような出来事です。

通常、オーロラを見るためには、極寒の地への遠征が必要ですが、名寄市の住民は、自宅の近くでこの自然の驚異を目撃することができました。

この珍しい現象は、太陽の活動による大きな磁気嵐が原因で、夜空を赤く染め上げた「低緯度オーロラ」として知られています。

名寄市の天文台からは、この幻想的な光のショーがはっきりと見え、訪れた人々はその美しさに息をのみました。

地元の天文台によると、このようなオーロラが肉眼で確認されたのは1989(平成元)年以来のことだそうです。

実は、この天文台は、もともとはただの丘でした。しかし、ある日、地元の天文愛好家が「ここから星がよく見える!」と言う話から、人々が集まり始め、やがて「名寄市の展望台」として知られるようになり天文台が造られたとのことです。

なよろ市立天文台

今回のオーロラは肉眼でも見えたそうで見た人々の反応は様々でした。ある人は「夜空が突然ピンク色になったと思ったら、オーロラだったんですよ!信じられます?」と興奮気味に話しました。

別の人は「オーロラを見るために北極圏まで行く計画を立てていたのに、ここ名寄市で見られるなんて素晴らしい。と思ったそうです。

なよろ市立天文台

名寄市に限らずですが北海道の道東や道北ではオーロラを見ることが出来ると言うお話は以前からありました。

バスガイドを引退する数年前から、夜の摩周湖や美幌峠にオーロラではなく、ただ満点の星空をみませんか?と言うキャッチコピーのツアーがありました。

オーロラに関しては冬の極寒期に多いので夏に見えるのは珍しい事だそうです。

ましてや低緯度オーロラとペルセウス座流星群の同時観測は国内初と言うこともあり、これからも楽しみです。

名寄市立天文台では、今後も低緯度オーロラが現れる可能性があるとして、観測を続けていくそうです。

このような天体ショーは、地元の人々にとっても、天文学者にとっても、そしてオーロラを見たことがない人々にとっても、大きな話題となりました。名寄市の展望台は、今後も多くの人々が訪れることでしょう。

そして、次にオーロラが現れたときは、もしかしたらあなたもその幻想的な光景を目の当たりにするかもしれません。

STV 札幌テレビ放送株式会社 通称札幌テレビのニュースより(日テレ系列局)

次に、ペルセウス座流星群です。毎年8月にピークを迎えるこの流星群は、まるで宇宙が花火大会を開催しているかのようです。

北海道の空は、この流星群のために予約された特等席のようなもの。夜空を見上げれば、流れ星が次々と輝きを放ち、願い事をする間もなく次の流れ星が現れる…という、忙しい一夜を過ごすことができます。

そして、札幌市の青少年科学館では、この流星群のピーク時には1時間に20個ほどの流星が見られる可能性があるとのこと。

さらに、北海道は星空観測スポットとしても有名です。空気が澄んでいて、視界を遮る人工物が少ないため、天の川や満天の星を観賞するには最適な場所。

家族や恋人と一緒に星空を見上げているだけで、特別な時間を共有できることでしょう。

北海道のおすすめ星空スポットには、天文台、展望台、峠、丘、湖などがあり、それぞれに独特の魅力があります。

例えば、銀河の森天文台(陸別町)では、日本最大級の反射望遠鏡で星空を観賞でき、しょさんべつ天文台(初山別村)では日本最北の天文台として知られています。詳しくは→こちら

これらのスポットでは、星々の概要を解説してくれるスタッフが在籍しており、初心者でも安心して天体観測を楽しむことができます。

名寄市のひまわり畑:その歴史と映画「星守る犬」での脚光

名寄市に広がる美しいひまわり畑が、多くの観光客を惹きつける存在となったのは、1987年(昭和62年)に遡ります。

智恵文地区の農家有志が、観賞用としてひまわりの栽培を始めたのがその始まりです。

当初、観光目的ではなく、あくまで農業の一環として栽培されていましたが、その鮮やかな黄色い花の美しさが口コミで広がり、次第に観光地として注目されるようになりました。

名寄市の歴史

名寄市の歴史は、縄文時代までさかのぼります。古くから人々が暮らしていたこの地域は、農業を基盤とした発展を遂げてきました。

1888(明治21)年に村が設立され、20世紀初頭には山形県からの開拓団が集団移住しました。

その後、1956(昭和31)年には市制施行が行われ、名寄市として新たな一歩を踏み出しました。

これにより、名寄市は北海道の中でも農業が盛んな地域として知られるようになり、特にもち米の生産が有名です。

名寄市のもち米は→こちら

ひまわり部会の設立と栽培の発展

平成5年には、「ひまわり部会」が設立され、約35ヘクタールもの広大な用地を活用して、3つの圃場に分けた輪作体系で栽培が行われるようになりました。

この取り組みにより、名寄市のひまわり畑は着実に成長し、地域の観光資源として定着しました。

2011(平成23)年6月10日公開の映画「星守る犬」の予告編より

さらに、平成22年には映画「星守る犬」のメインロケ地として使用され、全国的な注目を集めることとなりました。この映画は、名寄市の美しい風景と相まって、ひまわり畑の存在感を一層高め、多くの人々に知られるようになりました。

ひまわりの新品種「北の輝き」と観光地化

2011(平成23)年6月10日公開の映画「星守る犬」の予告編より

名寄市では、ひまわりの新品種の開発や、ひまわり油の商品化も進められています。その結果、「北の輝き」として知られる名寄産ひまわり油は、地域の特産品として定着し、観光客に人気の商品となっています。

映画「星守る犬」と名寄市のひまわり畑

2011(平成23)年6月10日公開の映画「星守る犬」の予告編より

2011年に公開された映画「星守る犬」は、村上たかしのベストセラーコミックを原作にした日本のドラマ映画です。

中年男性とその愛犬ハッピーの旅路を描いたこの物語は、北海道の田舎町で展開され、名寄市のひまわり畑が印象的なシーンの一部として登場します。

映画は、人間と犬との絆、そして社会から取り残されがちな温かさを描き、多くの観客の心に残る作品となりました。この映画の影響もあり、名寄市のひまわり畑はさらに知名度を上げ、観光地としての成長を続けています。

道の駅「もち米の里☆なよろ」

名寄市を訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのが道の駅「もち米の里☆なよろ」です。

この道の駅は、名寄市の南玄関口に位置し、名寄市が誇るもち米を中心とした地元産の農産物やお土産品が豊富に揃っています。

ここでは、地元の食材を使用した料理を味わえるレストランもあり、ドライブ中の休憩にぴったりです。

特に人気なのは、名寄産のもち米を使ったソフト大福や赤飯など、ここでしか味わえない絶品グルメです。

また、地元で採れた新鮮な野菜や特産品も豊富に取り揃えられており、訪れる人々に地域の味を楽しんでもらえるよう工夫されています。

わたくしは普通のこしあん大福が大好きです、稚内へ、または稚内から国道40号線のどこか道の駅で休憩をすることがあります。

道の駅は特別な観光地化しているか指定されていない場合は状況を見て添乗員さん、ドライバーさん、ガイドが相談して決めます。

わたくしとしては大福目当てに名寄ですが、私情を挟んではいけませんので難しい問題です。

なんとも悩ましい問題でした。

まとめ

名寄市は、歴史と自然が融合した魅力的な場所であり、道の駅「もち米の里☆なよろ」や天文台「きたすばる」など、訪れる価値のあるスポットがたくさんあります。

名寄市を訪れた際には、ぜひこれらのスポットを巡り、地域の魅力を体験してみてください。きっと、忘れられない思い出が作れることでしょう。

名寄市のひまわり畑は、観光目的ではなかった農家の努力から始まり、今では映画の舞台としても脚光を浴びる観光スポットに成長しました。

この地を訪れることで、北海道の大自然と、地域の人々が育んできた歴史や文化に触れることができます。

名寄市のひまわり畑は、今もなお多くの観光客を引きつけ、地域の魅力を発信し続けています。

ぜひ訪れて、その美しい景観と温かい人々の心に触れてみてください。

ただし、蜂指されにはご注意下さいませ。わたくしは必ず虫よけスプレーを持参致します。

わたくしごとで恐縮ですが、小学校5年生の時、蜂に刺され大変なことになりました。その時お医者様に「次刺されたら命にかかわる危険があります。」と強く強く言われました。

今でこそアナフィラキシーショックと言う言葉に驚く方は少ないかもしれませんが、昔はあまり知られていなかったため「蜂に刺されたら大変なことになるから蜂のいるところのには行きたくない」と言うことが全く通用しませんでした。

バスガイドですし無理な話しなのは分かっていました。そこで最大限の蜂対策をしておりまして、お客様にも添乗員さんにも随分笑われたことが懐かしいです。

今は下記のような品々があるんですね。感動です。

自然を満喫しながら安心を手に入れる – 鉢刺され防止グッズ

アウトドアが好きな方にとって、自然との触れ合いは何よりの喜びです。しかし、自然の中には思わぬ危険も潜んでいます。特に、ハチ刺されのリスクは高く、予防策をしっかりとることが大切です。

1. 簡単に使えるハチ刺され防止スプレー

携帯に便利なハチ刺され防止スプレーは、ハチを寄せ付けない効果があります。キャンプやハイキングなど、外出前にサッとひと吹きするだけで、安心してアウトドアを楽しめます。

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2. 長時間の活動にも最適 – 防虫ウェア

防虫効果のあるウェアは、長時間のアウトドア活動にぴったりです。軽量で通気性も良く、肌を露出させずにハチ刺されのリスクを減らします。

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3. もしもの時のために – 応急処置セット

万が一刺されてしまった場合に備えて、応急処置セットも持ち歩くと安心です。ステロイドクリームや消毒薬を含むセットが、迅速な処置をサポートします。

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良くある質問/Q&A

Q1: 名寄市の天文台「きたすばる」はいつ訪れるのが良いですか?
A1: 天文台は四季を通じて楽しめますが、特に冬の澄んだ空気の中で見る星空は格別です。プラネタリウムや観望会が開催される時期を狙って訪れるのがおすすめです。

Q2: 名寄市の道の駅「もち米の里☆なよろ」で買えるお土産は何がおすすめですか?
A2: 地元産のもち米を使ったソフト大福や赤飯、また新鮮な野菜や果物、手作りの和菓子などがおすすめです。

Q3: 名寄市のひまわり畑はいつが見頃ですか?
A3: 名寄市のひまわり畑の見頃は、例年7月下旬から8月中旬です。この時期には一面に咲き誇るひまわりを楽しむことができます。

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