「アニソン界のジーニアス」オーイシマサヨシとは?
「アニメソング界の帝王」と言えば水木一郎さん、「アニソン界の大王」と言えば、ささきいさおさん。
「アニソン界のジーニアス」と言えばオーイシマサヨシ(大石昌良)さんです。
自称「アニソン界のおしゃべりメガネ」と公言されていますが、他人に「アニソン界のおしゃべりメガネ」と言われるのは嫌とのこと。
彼のライブでは観客とのおしゃべり感覚で進行するスタイルが特徴で、そのトークはお笑い芸人並みに面白いと評判です。
彼はアニメ業界においても欠かせない存在で、他のアーティストへの楽曲提供も行う「最強の下請け」と自称しているそうですが、わたくしは「アニソン界のジーニアス」と呼ばせて頂きます。
「genious」ジーニアスとは、非常に高い知性や創造性を持つ人物を指す英語の言葉で、音楽など特定の分野で顕著な才能を示す人物に対して使われることが多いからで、まさしくオーイシマサヨシさんにふさわしい呼び名だと思います。
オープニング曲「なまらめんこいギャル」の魅力は?
皆様、こんにちは。わたくしごとで恐縮ですが、わたくしの好きなアニメの主題歌も素晴らしいアーティストさんが原作である漫画を読み込み世界観を大切に作っているのがほとんどだと存じており尊敬の極みです。
「なまらめんこいギャル」は愛媛県出身のオーイシマサヨシさんにとりましては、英語を日本語にして意味を理解し北海道弁独特のイントネーションを崩さず作り上げた作品だと道民の一人として感動しました。
勿論、漫画の内容も読み込んだ作りになっていると思います。
そしてソウルフルでダンサブルなナンバーです。北海道の風景やキャラクターたちの活気あふれる姿を表現したこの曲は、アニメの魅力を一層引き立てています。
このページでは、そのアニメ「道産子ギャルはなまらめんこい」のあらすじと使われている北海道弁、オープニング曲をバスガイドとして、おおまかに解説させて頂きます。
原作者・伊科田海とは?
伊科田海(いかだ かい)さんは北海道北見市出身の日本の漫画家です。
彼は増田海という名義でも活動しており、『道産子ギャルはなまらめんこい』は2019年1月に『少年ジャンプ+』で読切として掲載され、その後、同年9月から連載が開始されました。現在、既刊13巻となっています。
幼少期から絵を描くことが好きで、高校まで北見で過ごした後、札幌市で創作活動を行いました。
伊科田海のその他の作品は?
2016年には増田海名義で『FALL OUT』で第1回「3誌合同新人まんが賞NEXT CHAMPION」新人大賞を受賞し、『週刊少年チャンピオン』で『PSYCHO LOAD』を短期集中連載しました。
また、2017年から2018年にかけて『GREAT OLD〜ドラゴンの創り方〜』を連載しました。
2018年にはジャンプスカウトキャラバンに『インスタントギャルメンコちゃん』を5日で描き上げて投稿し、キャラバンカップ北海道代表を受賞しました。
この作品が『道産子ギャルはなまらめんこい』の前身となったのでございます。
エンディングテーマ「わやわやわー!」とは?
エンディングテーマ「わやわやわー!」もオーイシマサヨシが作詞・作曲を担当し、亜咲花さんが歌っています。
タイトルの「わや」は北海道弁です。アニメに合っていて爽やかで楽しい歌詞、曲です。
わや
「とても」「すごく」「めちゃくちゃ」「大変」と言う意味で、幅広いシーンで使う便利な言葉で、「わや!」と一言で使ったり、「わや○○〇〇」など、何かの前に使うことにより、それがとても大変ですごかったことをより強調する時に使います。
アニメの見どころは?
アニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』の見どころは、美波と翼の成長ストーリーだけでなく、北海道の美しい自然や風景がふんだんに描かれている点です。また、ギャル文化や高校生活のリアルな描写も魅力の一つです。
主要キャラクター紹介
四季翼:東京から北海道北見市に転校してきた高校生です。都会育ちの純朴な性格で、美波との出会いを通じて成長していく様子が描かれています。
冬木美波:本作のヒロインで、明るく素直な性格のギャルです。彼女の魅力的なキャラクターと、翼との交流が物語の中心となっています。
秋野沙友里:黒髪ロングストレートなギャルです。クラスメイトとうまく距離を縮められない秋野でしたが翼とスキー授業やゲームで仲良くなっていきます。
夏川玲奈:1学年先輩で毎年学年トップの成績と学園祭のミスコン2連覇も果たしている日本人離れした美少女。美波が憧れている先輩です。
タイトルの北海道弁
道産子(どさんこ)
北海道に生まれ育った人を「道産子」と呼ぶのと同様、純粋な「北海道和種馬」の血筋をもつ馬の事です。
サラブレットは体高160m~170mですが、どさんこは約130m体重250~350㎏と小柄で、正確おとなしく従順で持久力があり、寒さにも強い。
蹄が硬いので蹄鉄もいらないと言った点も好まれ、開拓時代には入植者のパートナーとして農作業用や乗用、運搬用に愛用されてきました。
その起源は江戸時代中期に蝦夷地(えぞち)に渡ってきた松前藩士が、東北地方から連れてきた南部馬が野生化したしたものらしく、これを開拓民が飼いならし育てたのが、どさんこと言われています。
諸説あるようで、ニシン漁の為、船に馬を乗せてきましたが、帰る時ニシンの重みで船が沈む心配があったので、馬を置いて行ったそうです。
翌年、ニシン漁にやって来た人々が、蝦夷(えぞ)の寒さで死んだと思っていた馬が生きていたのを見て驚いたそうです。
毎年、置き去りにされた馬は集まり身を寄せて寒さの中、木の目や笹の葉などを食べ、オオカミやヒグマからの襲撃にあいながらも、わずかな頭数が生き延びていたのです。
そして、子を産み育てた。それがどさんこです。
本来、道民でも北海道生まれじゃない人は道産子とは言いません。例えば開拓民や屯田兵などです。その方々から生まれた子から道産子となります。
なまら
「とても」「非常に」と言う意味です。
俳優の大泉洋さんなどが人気番組「水曜どうでしょう」という地元番組で多用されたり、シンガーソングライターの松山千春さんもライブやラジオで良く使われております。
日本ハム時代の稲葉 篤紀さんの「なまらスゴイっしょ打線」も有名です。
略して「なまスゴ打線」当時12球団トップのチーム打率・287を誇る日本ハム打線の愛称を、北海道の地元放送局が募集し、ファン投票の結果「なまらスゴイっしょ打線」に決まりました。
梨田監督が「ファンに名前をつけてほしい」と希望したものです。
めんこい
「可愛い」です。人、動物、物、可愛いと思える全てに使います。
面が濃いが語源ともいわれています。(それが可愛いに変わるとは・・・)
作中に出てくる北海道弁
ささる・ささんない
冬木が、「みささるね」と言い翼が頭の中で「身?刺さる?」と想像しますが、「ささる」が北海道弁です。
説明が難しいのですが、テレビ、パソコン、携帯電話、エレベーター何でもいいのですがボタンやスイッチ、電源が押せないことを「押ささんない」
ボールペンや鉛筆が書けないとき「書かさんない」と言います。
もともと「ささる」と言うのは自発を表す助動詞で昔は使われていた日本語ですが、標準語では衰退して北海道弁となっているそうです。
逆に「押ささった」「書かさった」や友達が笑うのをみて自分も「笑わさった」とか、ラジオで流れてきた知っている歌を思わず口ずさんだ時「歌わさった」などは、自発性ではなく非意図性やるつもりはなかったのに、出来てしまったということです。
したっけさ。したっけ!
冬木は会話の中で「したっけさぁ~」を多用します。「そうしたらさ」の意味です。
「したっけ!」は「じゃあね」「またね」「続きはあとで」など話の終わりなどに使います。
ちょす
「ふれる」「さわる」「からかう」「いじる」「構う」など時と場合で使い分けます。
作中では冬木が翼の頭を触って翼が恥ずかしがるのですが「翼をちょすと面白いんだもん」と言ってます。
このように実際にさわったり触れる以外に、お笑い芸人さんは「いじられて美味しい」と言う場合「ちょされて美味しいね」となります。
ゆるくない
「きつい」「疲れる」「しんどい」と言う意味です。ですが北海道では直接的にそれを言うのではなく、「ゆるくない」と遠回しに表現します。
厳しい開拓時代を生き抜いてきた道民が、「こんなのキツイうちに入らない」と言うことから根付いた北海道弁のようです。
ゆるくないの反対語は「ゆるい」と聞かれたら、その「ゆるい」は全く関係のない「ゆるい」です。
いずい
これも表現が難しいのですが、「かゆいような」「しびれるような」目にゴミが入って「ゴロゴロするような」とき「目にゴミが入ったみたいでいずい」と言います。
体の部分的違和感や不快感を表すときや、「しっくりこない」「おさまりが悪い」と言う時も使います。
いずい時にいずいと言うので道民同士だと分かるのですが、道外の方にご説明するのは難しい・・・。
ムズイとも違うのです。
きりょーよし
「美人」「器量好し」と言いますが、「めんこい」の方を多く使いますから、組み合わせて「めんこくて、きりょーよし」と言う感じですが、可愛くて美人とも受け取れそうですね。
可愛くて気立ても良いと言う風に伝わるといいのですが・・。
下で第6話は「美人」としましたが、美人で気立ても良いと言う意味です。
さらに下の「えもい」は北海道弁ではないのですが「楽しい」としました。
Googleで調べますと「エモい」とは、近年若者を中心に浸透している俗語(スラング)です。
心が揺さぶられ、何ともいえないような気持ちになること。だそうです。
他にもありますので、追記させて頂く予定です。
北海道の風景がアニメに与える影響とは?
北海道の広大で美しい風景が、アニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』の世界観を豊かにしています。
四季折々の自然や地域特有の文化が物語に深みを与えています。
アニメ「道産子ギャルはなまらめんこい」の放送開始日は2024年1月8日です。
このアニメは全12話で、2024年1月から3月にかけて放送されました 。
各話のあらすじとタイトルを標準語にしました
※1 実際のタイトルの下で共通語(標準語)にしていますが、「なまら」はとてもとし、めんこいはそのままにします。
※2 ネタバレを含みますのでご注意ください。
※3 アニメを通して北海道をお伝えすべく話が横道にずれる箇所がありますが、ご容赦願います。
第1話「道産子ギャルはなまらめんこい」
「北海道ギャルはとてもめんこい」
東京から北海道北見市に転校した四季翼は、真っ白な雪景色の中、バス停にポツンといる冬木美波と出会う。
絵はカントリーサイン。
本来は道路標識として「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」によりますと市町村案内標識、及び都府県案内標識」に該当し全国にありますが、北海道では北方領土を除く179市町村すべてに対してイラストが描かれている標識が作られ、国道、道道、市町村道脇に掲出されているほか、奥尻町でもカントリーサインが港に設置されております。
北見のカントリーサインは玉ねぎを表していますが、玉ねぎの生産日本一だからです。
最初は薄着で生足、ネイルのギャル姿の冬木を見て、苦手なタイプだと感じていたが同じクラスメイトだと知り、早くも冬木におうちデートに誘われる翼。
歌詞の♪マイナス5度でも生足~!?↑ ♪みしらぬ風景ポツンとバス停~♪はこのシーンだと思います。
北海道で有名な飲み物【カツゲン】「ウチはちゃんこい時から飲んでるんだ」と、おもてなしをします。(ちゃんこい、は小さいという意味の北海道弁です)
初めて飲んだ翼の感想は「うまい、なんか乳酸菌の濃いやつみたいだ」です。
翼を途中までお見送りする冬木は、「ウチこれ大好きなんだ~」と御馳走します。
それは北海道のコンビニエンスストア【セイコーマート】のホットチキンです。
第2話「かまくらの中はなまらぬくい」
「かまくらの中はとてもあったかい」
休日、北見冬まつりに翼を誘い幼少時代以来の冬木も楽しむ。
休み明け、学校での昼食時間、冬木は「今日は翼に食べさせたいものを持ってきたからね」と【焼きそば弁当】だし、持参してきたお湯をそそいで説明しながら食べさせます。
放課後、一緒に帰る道すがらで見つけた小さなかまくらに「一緒に入ろう」と手を取る。いつも以上の密着度に翼はドキドキ。
翼のおばあ様が偶然通りかかり気まずい翼。冬木はおばあ様のために道路がアイスバーンでケガをしたら大変と、荷物を持ったり、違う道を教えてあげたりします。
第3話「秋野さんはなまらつれない」
「秋野さんはとてもつれない」
1日中お弁当を持ってスキー授業。翼はクラスメイトの秋野沙友理が冷たい態度をとる理由を知り、彼女との関係を改善しようと試みる。
歌詞の♪ロマンティックな銀の世界に シュプールを描くシンデレラ~♪↑はこのシーンだと思います。
北海道では、1週間の体育の時間を1日にしてお弁当持参で【スキー授業】をします。
施設の整ったスキー場では、センターハウスなどで食事をしたりする生徒さんもおります。
バスは生徒さんの着替えや、休憩、お弁当を食べるために開放されたりもします。
アニメでは、お弁当の箸を忘れた翼がバスに取りに戻ると、秋野がお着替え中で・・・。
第4話「夜の電話はなまらもちょこい」
「夜の電話はとてもこそばゆい」(くすぐったい)
朝から吹雪のシーン。ホワイトアウトと言います。歩いているだけでも遭難するレベルな視界不良で、方向が分からなくなります。
歌詞の♪ふぶいたなら ホワイトアウト~♪は、このシーン以外にもあります。
そのため北海道では↑の絵のように、紅白の矢印があるのです。以前はスノーポールと言いました。
それは道路の横に紅白のポールを等間隔に立てていたからです。
今は矢羽根と言いますが正式名称は【固定式視線誘導柱】と言い、この矢印の下が路肩ですよ。と教えてくれています。
車社会になりまして、除雪の際、道路わきのスノーポールでは雪山に隠れたり除雪、排雪しにくい事もあり考えられた矢印です。
また街灯のない道路では車のライトに反射して夜道を照らし、同じく路肩に落ちないような目印でもあるため【視線誘導灯】ともご案内しております。
他に【停止線】はここですよ。と言う標識もあり、北海道の冬道、夜道は頼りになるものです。
アニメのお話に戻ります。スキー授業をきっかけで仲良くなる、秋野と翼。
夜の電話と言うのは、会話をしながらゲームをすることなのです。
そのゲームを通じて秋野の気持ちに変化が起きて冬木とも仲良くなっていきます。
第5話「なまら苦くてなまら甘い」
「とても苦くてとても甘い」
バレンタインが近づき、秋野は手作りチョコを電話で美波に教えてもらうことに。その時、作り終えていた冬木のチョコの上に牛乳や醤油さしが倒れて、全部醤油まみれになってしまいました。
いざバレンタイン当日。冬木は白いブラックサンダーをクラスのみんなに渡します。冬木はせっかく作ったチョコを渡せない悲しい気持ちを押し殺して渡すシーンはウルウルしてしまいました。苦くて甘いお話。
第6話「夏川先輩はなまらきりょーよし」
「夏川先輩はとても美人」
期末試験が近づき、勉強することになった冬木と秋野と翼。場所は冬木の部屋。冬木が「ジュース持ってきたよ」ともって来たのが【リボンナポリン】
3人は勉強後、話が弾み夜遅くなり、冬木の母親が来るまで翼を送ることに。
しかし遅くなった翼はおばあ様に叱られ、翌朝も落ち込んでいました。
おばあ様にゴミ出しを頼まれて、ゴミ捨て場に行くと冬木が憧れる1学年上の夏川先輩が、木の枝を持ち翼に「やからは私が追っ払っておいたので、思う存分ゴミを投げて下さい」と去っていきました。
翼と夏川先輩の出会いのシーンです。
この夏川先輩のセリフの背景にゴミ捨て場(ゴミ集積場)があるのですが【ごみステーション】と書いてゴミ捨てのルールが記載しているシールがあります。
細かいところまで描かれているのが良いです。
北海道ではゴミ捨て場とは言わず、ゴミステーションと言うからです。
ハイキューと言うバレーボールのアニメがありまして、2024年2月16日に公開された劇場版のタイトルが【ゴミ捨て場の決戦】なのですが、北海道弁にすると【ごみステーションの決戦】になってしまいます。
そして、北海道ではゴミは捨てる、ではなく「投げる」と言います。
冬木が憧れて、翼も見とれる程の美人な夏川先輩も「ゴミは投げる」と言っています。
本州の方は「ゴミを投げるだなんて」とお思いになられるでしょうが方言なのご勘弁ください。
わたくしは本州からのお客様には標準語で話し、ご案内しておりますが次の目的地まで何もご案内がない、なるべく早いタイミングで、あえて北海道弁講座的に北海道弁をご紹介します。
昔、時々あったのですが、ドライブイン、お土産屋さん、今でしたら道の駅、ホテルで働く方、接客業ではありますが、夏の北海道観光シーズンでは、北海道弁はなまっていないと思っているパートさんや、アルバイトさんもいらっしゃってお客様と会話の行き違いが起こることがあるからです。
例えば、ごみを投げるもそうです。お客様は「ゴミを捨てて下さい」と頼んだのに、「はい、投げておきますね」と答えます。
「投げるって、どういう事?」と少しお怒りになられる方や笑う方もいらっしゃいました。
他には交換する時、【ばくる】と言うのですが、本州では物を取ると言うような余り良くない言葉のようで、「先ほど買った商品なのですが、こちらと取り換えて頂けますか?」と尋ねたとします。
「ばくるんだね」「いいえ、取るつもりではなく交換して欲しいのです」「したから、ばくるんだべさ」となることもありまして経験上、これは早いうちに北海道弁をお客様にご紹介し、分かって頂こうと思った次第です。
コールセンターでも方言やイントネーション、言葉遣いを座学として聞きますが、実際の電話の会話中に、「ボタン押ささりませんか?」など「ささる」「ささらない」はありがちです。
アニメの話に戻ります。学校から帰宅した翼を正座で迎えるおばあ様、翼の煩悩消し去るにはお茶、茶道です。と翼も和服に着替えたところに「となりの夏川です、回覧板を届けに」と家が隣だったことが分かりました。
和服姿の翼に夏川先輩が思わず抱き着いてしまいドキドキな翼。
第7話「期末試験はなまらゆるくない」
「期末試験はとても難しい」
翼は期末試験で10位以内に入らなければ東京に返されるという条件に立ち向かうため、夏川先輩に勉強を教えてもらうことに。
図書室の図書委員の特別な生徒しか入れない場所で二人っきりの猛勉強の日々が始まるのです。
ですが、冬木は勉強をしないでテレビを見ていて勉強の「やる気出ないんだもん、しょうがないっしょや」とつぶやくと、お母さんが「ま、勉強なんて無理してやったって頭に入んないしね、ガラナ飲む?」と冷蔵庫から【ガラナ】を出しました。
第8話「みんなで焼肉はなまらうまい」
「みんなで焼肉はとても美味しい」
猛勉強のかいもあり、期末試験の順位は3位となった翼。おばあ様の許可も出て夏川先輩のリクエストで、和服姿でデートをする二人。
そんな二人を車で偶然見かけた冬木のお母さんが冬木に知らせ、冬木は秋野を呼び出し、夏川先輩と翼のデートを見ることに。
まずはUFOキャッチャーで北見市のご当地キャラ【ミントくん】をゲット。そのあと2人は映画を見て、冬木と秋野と出会います。
4人は冬木のお母さんのおごりで焼肉を食べます。
左側が秋野、右側が夏川先輩。
冬木のお母さんから「ここはねサガリがなんまら、うまいんだよ」とすすめられた翼は「サガリってどの部位の事ですか?」と聞き、夏川先輩が教えてくれています。
さらに翼は「北海道と言えばジンギスカンのイメージですけど、お店ではあまり食べないの?」と質問します。「ジンギスカンは家で食べるものだし」とジンギスカンのはなしになりました。
夏川先輩が「普通にホットプレートでもできますけどね」
楽しく美味しい1日を過ごしました。
歌詞の♪四季折々の季節に 秋 冬 夏 が来る~♪この4人の事でしょう。
第9話「網走湖はなまらあずましい」
「網走湖はとても落ち着く」
ホワイトデーが無事に終わり、翼はクラスメイトの男子、松尾に誘われて網走湖でワカサギ釣りをすることになりました。
偶然、冬木も来ており楽しく釣り、食べ、寒さを満喫するのです。
右側の男子が松尾。
ワカサギは釣ってすぐに天ぷらにして食べます。これが本当に美味しいのです。
「無茶苦茶楽しかった。 けど風邪を引いてしまった。」と翼は寝込んでしまいました。
そこに冬木がハッカ飴を持ってお見舞いにやってきたのです。
「北見のハッカで作られたミントキャンディーなんだけど、スーっとするから、ウチものど痛いときとか、気分転換の時になめるんだ」と翼にあげて、喉が少し良くなったのと冬木が来てくれたことで安心したのか、眠る翼。
回覧板を届けに来た夏川先輩から水分補給に、とおばあ様経由で頂いた飲み物と、ハッカ飴のおかげか、寝て起きた翼は元気に回復しました。
第10話「時はなまら流らさる」
「時間はとても早く過ぎる」
北海道での生活が急速に過ぎ去って新学期、同じクラスになる翼、冬木、秋野、松尾。
そして夜、秋野と翼がゲームをすることになりました。秋野は【じゃがポックル】を食べながらのゲームです。
飲み物は【リボンナポリン】
学校の帰り道、冬木は「ゴールデンウィークのどこか丸1日あけておいて、翼に伝えたいことがあるの、したっけ!じゃね」と言い翼はドキドキ。
第11話「青春ってなまらえもい」
「青春ってとても楽しい」
待ちに待ったゴールデンウィーク。二人は北見駅で待ち合わせ。
目的地は着くまで内緒。「3時間かかるよ」と言うことです。絵の下に見えるピンクの花は北海道の花、ハマナスだと思われます。
翼は「見て、馬がいるよ」と外の景色を楽しんでいます。
到着したのは網走(あばしり)駅。網走市には刑務所があり映画の題材になったりしましたので、刑務所が観光地になっていて有名です。
ですが、この駅の意味をご存じの方は少ないと思いますので、さわりだけでもご案内させて頂きます。
絵を良くご覧くださいませ。建物右上に赤い文字で【網走駅】の文字があります。
先ほどの【北見駅】もそうでした。だいたいそうなのです。
今度は絵の手前、階段の右横をご覧くださいませ。
板に達筆な【網走駅】と書かれた看板があります。
駅札と言うのですが、昭和34年、当時国鉄の職員であった梅田さんが書いたもので、これを旭川の彫刻家、森さんが墨を入れたものです。
網走刑務所の受刑者が刑を終えて、この町を去るとき、心を正し、もう2度とこの町に来ることがないよう、また、横道にそれることなく真っすぐ歩むようにとの願いがこめられて書いたそうです。
網走駅は新しくなりましたが、縦書きの駅札は今もそのまま残されております(3回、新しくしていますが)
絵では分かりませんが建物全体は【出航】の船をイメージしています。
アニメのお話に戻ります。バスで目的地に行くことになるのですが今度は翼が寝てしまいました。
冬木は翼にそのまま目を開けずに目的地に行こうと翼の目を覆い、「本当に見えてないよね」と言います。
さあ、冬木が翼に喜んでもらおうと連れてきた目的地です。
ひがしもことしばざくら公園と読みます。
冬木は「何十年後も一緒に来ようね」「えもい」「えもいね」と二人は言います。
そしてそして、このタイミングで ♪君の笑顔はまるで太陽ぉぅ~ 氷点下の街も溶けてくぅう♪とオーイシマサヨシさんが歌うオープニングが入ります。
絵はご本人様にそっくりでステキです。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、最終のバスがなくなり、お泊りすることになったのです。
第12話「君がいないとなまらいずい」
「君がいないととてもしっくりこない」
お泊りする2人でしたが、食事のあと翼は寝てしまい、その間に冬木のお母さんが迎えに来て朝目覚めると、冬木からの手紙が置いてありました。
上の絵の空港の名前ですが、女満別(めまんべつ)空港と読みます。
冬木が海外留学することになり翼は布団の中で考え込んでしまいます。秋野から「見送りに行かないの?」と連絡が来て、お父さんに頼み空港へ向かいます。
最後はやっぱり
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まとめ
オーイシマサヨシさんが手がけた主題歌「なまらめんこいギャル」やエンディングテーマ「わやわやわー!」が、アニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』の魅力を一層引き立てています。
北海道を舞台にしたこの作品は、キャラクターの成長や地域の美しい風景を通じて、多くの視聴者に感動を与えています。
2021年3月9日北海道のキャッチフレーズが決まりました。
「その先の、道へ。北海道」
歌詞の♪♪なるほど~これが試される大地~♪は1998(平成10)年に作られたキャッチフレーズです。
懐かしいです。
よくある質問/Q&A
Q1: オーイシマサヨシの他の代表作は何ですか?
A1: オーイシマサヨシさんの代表作には、『ダイヤのA』の主題歌「Go EXCEED!!」や、『月刊少女野崎くん』のオープニングテーマ「君じゃなきゃダメみたい」があります。
2023年6月28日よりアニメ「【推しの子】season1の」最終回にあたる第11話の新生B小町がライブで歌った「サインはB」は神曲と話題に。
Q2: アニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』の視聴方法は?
A2: 2024年1月8日(月)〜2024年3月25日(月) テレビ東京ほかでリルタイム放送は終了していますので、主要なアニメ配信サービスで視聴できます。詳しくは公式サイトや配信プラットフォームをご確認ください。
Q3: 北海道のどの地域がアニメに登場しますか?
A3: 主に北海道北見市が舞台となっていますが、網走市、大空町も出てきます。
Q4: オーイシマサヨシのライブ情報はどこで確認できますか?
A4: オーイシマサヨシさんの公式ウェブサイトやSNSで最新のライブ情報を確認できます。
以上が、オーイシマサヨシさんとアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』に関する詳細です。
北海道の魅力を存分に感じて頂けるでしょう。
元バスガイドのわたくしも、アニメと主題歌に北海道愛を感じて、とても素晴らしいと思いました。
まとめたのに、お・ま・け
第5話の白いブラックサンダーは、2024年7月24日に放送された明石家さんまさんが司会を務めるテレビ番組の【ほんまでっかTV】で取り上げられていました。
スタジオの皆さんが実際に食べた感想は
写真だけでも美味しさが伝わってきました。白いブラックサンダーは季節限定のようです。
写真右1話に出てきた飲み物【カツゲン】正式名称は雪印メグミルクソフトカツゲン。元は「活素(かつもと)」という名前で軍人向けの栄養飲料として開発された乳酸菌飲料で、その名前から、ゲン担ぎにカツゲンとなりました。
写真左6話に登場した【リボンナポリン】正式名称はポッカサッポロ リボンナポリンと言いリボンシトロンもあります。
明治44年に誕生し100年以上愛される北海道限定炭酸飲料水。鮮やかなオレンジ色で強めの炭酸が特徴。
写真真ん中7話に登場した【ガラナ】昭和35年の発売から道民に愛される飲み物。ガラナには15種類のアミノ酸、カテキンなどが含まれる炭酸飲料水です。
第2話の焼きそば弁当については→こちら
第8話に登場したした【ジンギスカン】については→こちら
正直、数あるハッカ飴ですが同じ商品で、わたくし自身とても驚きました。
皆様も聞いて、歌って、踊りましょう。
熱唱し勝手にフリフリ踊ってる、わたくしです。
2024年8月7日ライブ致します。
そして、セットリスト決定しました。拍手~♪
【なまらめんこいギャル】わたくしは行けませんが、行かれる方は楽しんで来てくださいね。