ジンギスカンの魅力と歴史

ジンギスカンの魅力と歴史

皆様、こんにちは。このページでは松尾ジンギスカンの商品の提供を受けて投稿しています。

ご紹介させて頂きますのは、北海道名物ジンギスカンです。

鍋に特徴があるので、ジンギスカン鍋料理→ジンギスカン鍋→ジンギスカンになったようです。

以下文中ではジンギスカンとします。

そのジンギスカンですが今から800年ほど前、一世の風雲児テムジン(後にジンギスカンになる)がオノン側の源のクリル隊と言う部長会議を招集し、統一国家機構を定めたときに集まった人々に、自分がかぶっていた兜を鍋として使い、その兜の上で羊の肉を焼いて大盤振る舞いしたそうで、これが起こりと言われております。

北海道のソウルフード:ジンギスカン

ジンギスカンは、羊肉を特製の鍋で焼き、独自に調合されたタレで味わう北海道の代表的な料理です。

その中でも、滝川市に本店を構える松尾ジンギスカンは、事前にタレに漬け込んだ羊肉を提供することで知られています。

この調理法は、バーベキューや焼肉に似てはいますが、石狩鍋のような料理とは一線を画します。地元の人々にとって、ジンギスカンは単なる鍋料理ではなく、独自の文化を持つ食べ物として位置付けられています。

過去には、サッポロビール園やキリンビール園、そして一般家庭でも、冷凍またはマトン肉を焼いた後に専用のタレで味わうスタイルが主流でした。

しかし、時代の変遷と共に、ラム肉や生肉を使用するなど、さまざまなバリエーションが生まれています。これにより、個々の好みや特性に合わせた楽しみ方が可能になりました。

このページでは、松尾ジンギスカン札幌駅前店で土方歳美さんと共に楽しんだ写真を使い、ジンギスカンの美味しい食べ方をご紹介させて頂きます。

茶道やフランス料理のように厳格なルールはありませんが、美味しく食べるためのコツをいくつかご提案させていただきます。これらのポイントを押さえることで、ジンギスカンをより一層楽しむことができるでしょう。

ツアーや修学旅行の時は、昼食や夕食にジンギスカンなことも多く、到着前に歴史や召し上がり方をご案内しておりました。

北海道ジンギスカンの極意:美味しい召し上がり方とは?

ジンギスカンは、お肉と野菜を絶妙なバランスで煮込み、独特のタレで楽しむ北海道の代表的なグルメ。

食べ進めると、お肉と野菜がクタクタになり、まるで煮込み料理のような深い味わいに。

そして、残ったタレにうどんを入れることで、最後の〆にする地域もあるのが特徴です。

特筆すべきは鍋を焦げ付かせない調理法。これが北海道ジンギスカンの【秘儀】と言えるでしょう。

鍋を焦がさずに美味しく食べるコツは、焼き肉やバーベキューとは異なる独自の火加減にあります。特に本州からの方は注意が必要で、誤って高温で焼いてしまうと、お肉はすぐに焦げてしまい、タレも残りません。

北海道のジンギスカンを堪能する際のポイントは、肉と野菜のバランス、適切な火加減、そして最後にタレを活用した〆まで、全てが絶妙に絡み合うこと。

これらをマスターすることで、あなたもジンギスカンの真髄を味わうことができるでしょう。

満喫!松尾ジンギスカン札幌駅前店での贅沢ランチ

土方歳美さんと「マツジン食べたいね」と言うことで松尾ジンギスカン札幌駅前店に行って来ました。

お気づきになられましたか?マツジンとは「松尾ジンギスカン」の略です。

松尾ジンギスカンの特徴

:タレに漬け込まれた肉を選ぶか、生肉を選んで自分でタレに漬けるかによって、味わいに大きな差が出ます。松尾ジンギスカンでは、独自のタレで味付けされた肉が特に人気です。

焼き方:肉は焼き過ぎず、中までしっかりと火が通るように注意しましょう。焼きすぎると硬くなってしまいます。

タレの使い方:追加でタレをつける場合は、肉が焼けた後に軽くつけるのがおすすめです。これにより、肉の風味を損なわずに、タレの味も楽しめます。

松尾ジンギスカンは、そのシンプルさの中にも深い味わいと文化があります。

北海道ご訪問の際には、ぜひこの道民のソウルフードをご賞味下さいませ。

いざ!焼き方から実食

良く熱した北海道の形をした銅鍋、真ん中に松尾ジンギスカンの【松】の文字があります。そこを頂上に半円形になっている鍋のくぼみのところいっぱいにもやしを敷き詰めます。

そして専用のタレをもやしに回しかけていきます。このタレは肉をつけたタレですので言わば生ですので、しっかり火を通します。

ご覧くださいませ。もやしの下のほうがジュージューと音がしてまいりました。

そこに十分にタレがしみ込んだ肉厚のラム肉をのせます。

別皿で野菜がきますので、お好みのタイミングで宜しいのですが、おすすめは玉ねぎ、インゲン、ニンジン、カボチャと火の通りにくいものから順番に入れていきましょう。

この時はブログやSNSに載せるためじゃなく記念に撮っただけの写真で、ほぼ食べ終わり状態です

ジンギスカン:北海道の郷土料理とその歴史的背景

北海道を代表する郷土料理、ジンギスカンは、その独特の起源と文化的意義で知られています。

北海道遺産にも認定されたこの鍋料理は、日本の食文化における重要な一面を示しています。

綿羊導入の背景と挑戦

明治時代に日本で初めて綿羊が導入された背景には、羊毛の国内自給の目的がありました。

しかし、輸入されたメリノー種が日本の高温多湿の気候に適応できず、多くが生き残れませんでした。

この問題を解決するため、1919年には「綿羊100万頭自給計画」が立案され、全国に種羊場が設立されました。

ジンギスカンの誕生

特に北海道では、コリデール種の導入が成功し、羊肉の利用が進みました。種羊場での羊の改良や飼育方法の研究と共に、ジンギスカン鍋料理の原型が考案され、普及が進められました。

この料理は、地元の文化と経済の両方に大きな影響を与えたのでございます。

戦後の羊肉利用とジンギスカンの普及

第二次世界大戦後、羊肉は食料として、またホームスパン技術による毛糸製造の原料として重要視されました。

昭和32年(1957年)には、かつての目標であった「羊100万頭飼育」が達成されるなど、一時的なブームを経験しました。しかし、輸入羊肉の流入と共に、地元での飼育熱は冷めていきました。

松尾ジンギスカンの役割と歴史

松尾ジンギスカンは、昭和31年(1956年)に北海道滝川市で「松尾羊肉専門店」として創業しました。

創業者の松尾政治は、新十津川町出身で、馬肉販売の小屋を改造して始めた6畳の店舗がその起源です。

ジンギスカンという料理を花見客に紹介し、やがて野外活動での食べ物としての地位を確立しました。

松尾ジンギスカンは、特にその伝統的なタレとタレ付け肉で知られ、北海道のジンギスカン文化を象徴する存在となっています。

伝統的なタレと品質改良

松尾ジンギスカンは、創業以来、独自のタレの改良に努めてきました。このタレは、ジンギスカンの肉の風味を引き立てると同時に、独特の匂いを和らげる効果もあります。

松尾ジンギスカンが提供するタレ付け肉は、その品質の高さで広く認知され、多くのファンに愛されています。

地域文化への貢献

滝川市を本拠地とする松尾ジンギスカンは、地域文化への貢献も大きいです。

ジンギスカンの普及だけでなく、地域経済への影響も深く、北海道の食文化を代表するブランドとして、国内外から訪れる観光客にも愛され続けています。

松尾ジンギスカンの成功は、伝統と革新を重ねる地道な努力の結果であり、北海道の食文化を支える重要な柱の一つです。

4月29日は羊肉の日

ジンギスカン食普及拡大促進協議会は4月28日を【羊肉の日】として広報活動などの応援キャンペーンを行っています。

2004(平成16)年に行われた第2回北海道遺産選定会議において、北海道民には非常になじみ深い【ジンギスカン】が選ばれました。その理由は「北海道の郷土料理と言えば、やはりジンギスカンだからです。

花見や、宴会、運動会、誕生日と食べる場がさまざまなら、焼いた肉にタレを後付けするか、タレ付け肉を焼くか、と食べ方も様々でございます。

北海道のジンギスカン:美味しいマトンとラム肉の違い


バスガイドになる前、わたくしが食べていたジンギスカンは、冷凍マトンをスライスして焼き、ベル食品の成吉思汗(ジンギスカン)のタレやソラチジンギスカンのタレに付けて食べていました。

これらのタレはどちらも美味しく特徴があり、マトンとラム肉の独特の匂いを緩和するために考えられたものです。

マトンは成羊肉(生後2年以上)、ラムは子羊肉(生後1年未満)という違いがあります。

わたくしが子どもの頃、羊は毛を刈り取り終えて寿命尽きた肉、捨てるのは勿体ない。

食料事情も乏しい時代、マトンは有難く頂くものと聞きました。

当時は子羊の肉を食べると言うことはなく、不幸にも幼く死んでしまった子羊の肉でしたのでラム肉は高級品でした。

松尾ジンギスカンとの出会い

バスガイド2年目に、滝川市の松尾ジンギスカンの本店で昼食を頂く機会があり、その味は、今まで食べていたジンギスカンとは全く違うものでした。

マトンでしたがマトンの硬さも感じられず、驚くほど柔らかい肉質で感激したことを今も覚えています。

1987(昭和62)年にNHKの朝のドラマ「チョッちゃん」の放映があり、滝川市でのロケが印象的でした。

このドラマは、黒柳徹子さんのお母様、黒柳朝をモデルにした物語で、多くの視聴者を魅了しました。

松尾ジンギスカンでは、このドラマの放映を機に、味付けラム肉を「ちょっちゃんラム肉」として販売し始めたのでございます。

イラストには、二つ結びの女の子「チョッちゃん」が描かれており、非常に柔らかく、高級感のある肉質が特徴です。写真は当時のもです↓

その後長年親しまれてきた「チョッちゃんラム」は、デザインだけでなく商品名も変えました。

そして松尾ジンギスカンは「味付ロース」など他の商品のデザインも新しくしましたが、味、柔らかい口当たりはそのままでまさに「特上」であります。


新しいパッケージはいずれも、「松」の字を使った同社のロゴマークを表面に大きく描いものとなり長く道民に愛されております。

ジンギスカンの魅力

ジンギスカンは、その独特のタレと共に、北海道の食文化を象徴する料理です。

松尾ジンギスカンは、その質の高い肉と独自のタレで、多くの人に愛されています。

是非、お土産に、そしてお取り寄せしてマトンとラム肉の違いを味わってお召し上がり頂き北海道を感じて頂ければ幸いです。

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