皆様、こんにちは。秋の北海道は、まるで大自然が描く絵画のように、多彩な紅葉で彩られます。
広葉樹と針葉樹が織り成す紅葉の色彩と緑のコントラストは、写真のような絶景を生み出します。
この景観は、他の地域では見られない北海道独自のものです。
広大な大地には、ナナカマドの真っ赤な葉やカラマツの黄色、エゾ松やトド松の深い緑が美しいコントラストをなします。
山々から平地まで、紅葉がゆっくり進むため、長い期間様々な風景を楽しむことができます。
北海道の紅葉は地域によってタイミングが異なり、長い期間異なる景色を楽しめるのが特徴です。
大雪山(たいせつざん)や知床の山岳地帯では、8月中旬から紅葉が始まり、10月には道南エリアでも見頃を迎えます。
この記事を読めば、北海道の秋をより深く楽しむためのヒントが見つかるでしょう。
大雪山や知床、ニセコなどの山岳地帯では、紅葉を眺めながらの登山やハイキングが人気です。
平地でも、ゆっくりと進む紅葉前線を楽しむことができ、様々な場所で長い期間紅葉狩りを楽しむことができます。
この記事を読んで、北海道の秋の魅力を深く味わい、心に残る素晴らしい旅をお楽しみください。
ナナカマドの特徴と美しさ
幹が素直に伸びて、枝もあまり横にひろがらず、みるからにすらりとしており、秋の山をいろどる紅葉のなかでも、とりわけうつくしいのがこのナナカマドです。
葉が落ちたあとも、紅いサンゴの珠のような実が2月ごろまで残り、真っ白い雪を背景に赤い実が風に揺れる光景は実に印象的です。
北海道以外では日光連山や日本アルプスなど高地でなければなかなか見ることが出来ません。
近頃は街路樹にも利用され、旭川・砂川を始め20余りの市町村がこの木のを『市の木』『町の木』に指定しております。
葉が散っても赤い実が楽しめるというのが人気のようですが、初夏ひとかたまりになって咲く白い小さな花もなかなか綺麗です。
ナナカマドの花言葉は「安全」「お守り」「用心」と言うのだそうで、悪魔、また病気を退けるという意味と聞いております。
ヨーロッパでは、この花言葉から、交通事故防止の願いもこめられているのです。
ナナカマドと言う名は、7回かまどの入れても燃え残る程硬い、あるいは生木から隅ができるまで七つ変えるところからつけられたともいわれています。
赤い実は食べられません。
カラマツの黄金色の紅葉
カラマツは風を防ぐ防風林、雪の害を防ぐ防雪林、そして豊かな森林資源として活躍しております。
から松の林をすぎて
から松をしみじみと見き
から松は淋しかりけり
旅行くは淋しかりけり
これは詩人北原白秋が、新車浅間高原のカラマツ林をうたった時の一節ですが、はてしなくひろがる北海道の平野に点在するカラ松林も人々の旅情をかきたてずにはおかないようです。
秋もひとしお深くなりますとカラ松の葉は褐色に変わり、ハラハラ落ちますところから、落葉松と書いて「落葉松(らくようしょう)」とも呼ばれております。
落ちた葉のところに生えるのが落葉キノコです。
カラマツは比較的遅い時期に黄色くなります。
また、火山灰土が多い地方では、強い風が吹きますと、せっかくまいた作物の種が風に吹き飛ばされてしまいますので、カラマツは防風林として多く利用されております。
冬になりますと辺りは一面の銀世界、そんなときには距離を測る目安にもなります。カラ松の原産地は長野県だと言われておりますが、やがて北海道の風土になじんで、只今では北海道の代表的な期の一つになりました。
針葉樹のエゾ松とトド松とアカエゾマツ
橋の奥の綺麗に並んで見える濃い緑の木々がエゾ松、トド松です。アカエゾマツはともに本州方面ではみられない、大きく美しい針葉樹で、大樹海は北海道の代表的な景観です。アカエゾマツは特に北海道東部から北部の山間部や日高山脈に多く見られます。
針葉樹は、細長い針のような葉を持つ木のことを指します。アカエゾマツもその一種で、常緑樹として一年中緑の葉を保ちます。
エゾ松とトド松は本州では見られない樹木で高さ30mから40mあり、杜の王者、巨人の貫録を見せており、エゾ松は昭和41年、北海道の木に選ばれております。ちょっと見ますと同じように見えますこの木も見分け方がございます。
枝がやや上向きかげんなのがトド松、反対に枝が下向きかげんなのがエゾ松と、このように見分けておりますが、雪の多い所では、雪の重みで枝はおおかた下向きになってしまいます。
このようなとき木肌で見分けております。トドマツは木肌が白くて横縞があり、なめらかな感じが致します。エゾ松は少し褐色がかって、うろこもようなザラザラした感じです。
撮影場所は違いますが、同じ大雪山国立公園です。紅葉時期には緑の針葉樹に黄色、赤となります。
北海道で一番標高の高い三国峠
三国峠の標高は1,139mで、北海道の国道の中で最も高い峠です。
三国峠の歴史は大正時代に遡ります。
当時、上川町と上士幌町を結ぶ道路の建設が請願されましたが、太平洋戦争の影響で計画は中止されました。
戦後、森林資源の開発を目的とした道路計画が再び持ち上がり、1947(昭和22)年に林道の建設が始まりました。
その後、1954(昭和29)年には糠平ダム建設に伴う補償工事として道路が建設され、1961(昭和36)年には本格的な道路建設が開始されました。
最終的に1971(昭和46)年に三国トンネルが完成し、1994(平成6)年には通年通行が可能となりました。
写真の樹海に車を停めて写真撮影する方の気持ちが良く分ります。
しかし、バスツアーではそうもいきませんので、お客様には右に左と首を傾けて車窓から写真を撮って頂きました。
一応、頂上がありまして、トイレが女性3つ程で売店は横の建物がありますが、数人が入れる程度で冬季間は閉鎖しています。
糠平(ぬかびら)温泉郷から45分くらいなのですが、途中、当ブログの【幻のアーチ橋・タウシュベツ川橋梁】を見学しますと、そこにはお手洗いがないので下車見学の時は三国峠の頂上でお手洗い休憩になることが多いですが、見えないときや車窓からの場合は通過して次の見学場所まで行きますのでバスツアーによります。
洞爺丸台風
洞爺丸台風(昭和29年台風第15号、国際名:マリー/Marie)は、1954(昭和29)年9月に発生し、北海道を中心に大きな被害をもたらした台風です。この台風は九州地方に上陸し、日本海を北上してさらに発達しました。
特に有名なのは、函館港沖で発生した洞爺丸事故です。青函連絡船「洞爺丸」が転覆し、1,155名が犠牲となりました。また、岩内町ではフェーン現象により大火が発生し、約3,300戸が焼失しました。
この台風は、強風による被害が大きく、北海道全域で家屋の全半壊や倒木などが多数発生しました。
大雪山国立公園の樹木も多くが倒れました。当時の営林署の職員や地元の方々がエゾ松、トド松、その他の樹木の苗木を植え、ヘリコプターで種子をまいたのです。
大雪山国立公園と阿寒国立公園は同じ昭和9年に国立公園指定されました。
阿寒国立公園は洞爺丸台風の影響は大雪山国立公園ほどではありませんでしたので、阿寒国立公園の方が手つかずの原森林で、大雪山国立公園は若々しいと言うわたくしの印象です。
三国峠が開通するようになって
バスツアーでは少なかった『登山風』な見学場所が増えて参りました。
森林パトロール事務所前に駐車場がありまして、そこで入山届を書きます。わたくし、もしくは添乗員さんが。
そして、わたくしが旗をもちまして「皆様、こちらでございま~す」と歩き出すのですが、あらかじめ到着前に車内で説明をしているので元気で先に行きたい方はドンドン進んで頂きます。
と申しましても、第一花園まで行って帰って来れるかどうかくらいです。
※レンタカーや一般乗用車はパトロール事務所までは行くことが出来ませんのでご注意下さい。
バスでも余裕のあるところではないと交差できない砂利道です。
公共交通機関でのアクセス
JRとバス:JR「上川駅」から道北バス(層雲峡行き)で約30分、層雲峡バスセンターで下車し、そこから銀泉台行きのシャトルバスに乗り換えて約1時間で到着します。
紅葉シーズン:紅葉のピーク時期(例年9月中旬~下旬)には、銀泉台への道(道道銀泉台線)は一般車両通行止めとなり、層雲峡バスセンターまたは大雪レイクサイトからシャトルバスを利用する必要があります。
こちらの銀泉台が見学コースに入っているにもかかわらず、紅葉が終わって行けないときの代替えになったとき、あるいは最初から見学コースに入っているのが、
紅葉谷です。紅葉谷と書いていますが滝です。
大抵は滝まで歩きます。
バスはホテルの駐車場をお借りして、行きたくない方はホテルの売店でお土産を買ったり、お茶をしたり、周りの景色は層雲峡ですから楽しめますので、それぞれでお過ごし頂きます。
ただ、滝へ行かれる方は大変なのでありました。
短い距離ですが登山の準備をした方が良いです。
少し大げさかもしれませんが、せめて履きなれた靴が良いですね。パンプスやヒールでは危ないことこの上ありません。
前日、雨が降っていたら行くことを断念するか、途中まで行って引き返す英断をお願いしております。
オンコ岩から柱状節理までは、すれ違うのも狭いです。そこをすぎて滝までは急に上り坂になります。
ロープはありますが、はみだし防止のロープでつかまるようには設置していません。
滝に着きますと「天然ミストシャワーを浴びて心も体もリフレッシュ!」なのですが。
強酸性水
紅葉滝の水は強酸性で飲用には適していません。紅葉滝は大雪山国立公園内にあり、その水は火山活動の影響を受けて酸性度が高くなっています。
飲むと健康に害を及ぼす可能性があるため、飲用は避けるべきです。と注意書きがありまして飲めないのです。ですので、途中、何かに備えて飲料水を持参して行きます。
その他に、飴やチョコなどですね。滑落が一番怖いと思うところです。
バスを駐車させて下さるホテルから途中までは舗装で、道幅もあり紅葉を楽しむのでしたらその場所が一番良いです。
サバイバルがお好きな方や、行ってみないと分からない、そう言われれば言われるほど行きたくなるもののようですから止めたりしないですし、勿論わたくしは先頭で添乗員さんが最後尾です。
ポプラ並木の牧歌的な風景
草ぼうきを立てたように空に伸びています。スマートな樹姿と、青空に去来する雲の形をみております。
とても牧歌的で、およそ日本風な景観とはかけ離れたイメージです。
ヤナギ科ハコヤナギ族の落葉高木でセイヨウハコヤナギとも呼ばれ、イタリア北部の川岸や平地を中心として、ヨーロッパからアメリカにも植えられており、日本には明治20年代にアメリカから入ってきたものです。
ポプラにはオスとメスの木があり、枝が幹から広がらず上に向かって伸びる法規上のものはオス、枝が横に広がっているのがメスと言われております。
メスは開花期になると、綿毛のような花をつけ、それが課税乗ってどこにでも付着して、さらに繁殖力が旺盛なので、人々にきらわれ余り植えられていないと言うことです。(まれにほうき状のものの中にもメスの木があります)
ポプラは、ほんのわずかな風でも葉がそよぐのが特徴で、ラテン語の学名ポプルスじゃ「ふるえる」という意味です。
古代ローマでは都市の広場をかざるためにポプラを植え「市民の木」と言ったそうです。
ポプラは風媒花なので花粉があちこちに飛んでいって、とんでもない雑種の出来ることがあります。さし木すぐにふえ、どこでも成長いたしますが、根が浅いので風に倒れやすく、虫の害もおおいそうです。
北海道大学構内と羊ヶ丘の周りのポプラ並木は同じ種類で、イタリアポプラと違い、天にに向かってまっすぐ伸びるのが特徴です。
ポプラは成長が早く、1年に1mは伸びます。
※美瑛(びえい)のケンとメリーの木もポプラです。昭和47年に日産自動車のCMで「愛のスカイライン~」を歌ったケンとメリーの名前を取って町役場が名付けました。美瑛町でのCMは昭和51年第15作目の「地図のない旅」編で使われました。
イチョウ(銀杏並木)
ダケカンバの力の強さと森の貴婦人白樺
ダケカンバ
白樺によく似た木です。白樺に比べますとあのようなスマートさはなく、ふしもあり枝も広がり何か男性的な力強い感じが致しますが、北海道全体としては白樺よりも寒い所に生えるダケカンバの方が多いようです。
樹皮は薄くはぐと紙のようになり字を書くことができるので「草紙カンバ」の名もあり、その分布は日本列島からサハリン、カムチャッカにかけて多く見られます。
白樺
渓あひ(い)の
路は悲しく白樺の白き木立にきは(わ)まりにけり歌人若山牧水
当ブログの【人気YouTuber平成フラミンゴと巡る北海道!爆食ツアー&釧路グルメを完全ガイド】の白樺でご案内させて頂いております。
イタヤカエデの美しい色
イタヤカエデは、秋になると葉が発色に黄色から赤色へと変わり、その色の変化が紅葉をさらに際立たせます。彩ります。
イタヤカエデはカエデ属の代表的な木一つで、その葉の形状と色の変化が特徴的です。
紅葉の名所でよく知られるこの木は、観光客にも人気で、写真スポットとしても最適です広葉樹の中でも特に秋の色彩のバリエーションを楽しむことができる木の一つです。
もみじ
「もみじ」は、秋に葉が赤や黄色に美しく紅葉する樹木の総称です。特に、ムクロジ科カエデ属の樹木が「もみじ」として知られています。カエデ属の中でも、葉の切れ込みが深いものを「カエデ」、浅いものを「もみじ」と呼ぶことが多いです。
代表的なもみじには以下のような種類があります。
イロハモミジ:日本庭園でよく見られる品種で、鮮やかな赤色に紅葉します。
ヤマモミジ:山地に生息し、葉が大きく、赤や黄色に紅葉します。
オオモミジ:大きな葉が特徴で、赤や黄色に紅葉します。
サトウカエデ:カナダの国花で、メープルシロップの原料としても知られています。
もみじは、秋の風景を彩る美しい樹木として親しまれています。
「カエデ」と「もみじ」は、実は同じカエデ属(Acer)の樹木を指していますが、使い方や意味に若干の違いがあります。
カエデ:カエデ属の樹木全般を指す言葉です。葉の形がカエルの手に似ていることから「カエデ」と呼ばれるようになりました。カエデ属には多くの種類があり、葉の形や色、紅葉の仕方もさまざまです。
もみじ:特に秋に美しく紅葉するカエデ属の樹木を指します。日本では、紅葉するカエデを「もみじ」と呼ぶことが多いです。
葉の切れ込みが深いものを「カエデ」、浅いものを「もみじ」と区別することもありますが、これは地域や文脈によって異なることがあります。
つまり、カエデは広い意味でのカエデ属の樹木全般を指し、もみじはその中でも特に紅葉が美しいものを指すことが多いです。
秋に美しい紅葉を見せる樹木はたくさんあります。イタヤカエデは、北海道を含む日本各地で見られるカエデの一種です。以下にその特徴をまとめました。
葉:大きくて手のひら状に5〜7つに裂けた葉を持ち、秋には鮮やかな黄色から赤色に変わります。
樹高:成長すると15〜20メートルほどの高さになります。
樹皮:若い木の樹皮は滑らかで灰色ですが、成長するにつれて縦に裂け目が入ります。
花:春に小さな黄色い花を咲かせます。
生育環境:日当たりの良い場所を好み、湿潤な土壌でよく育ちます。
イタヤカエデは、その美しい紅葉とともに、庭木や街路樹としても人気があります。秋の風景を彩る素晴らしい木ですね。
イタヤカエデともみじは、どちらもカエデ属の木ですが、異なる種類です。
イタヤカエデ:大きな葉を持ち、秋には黄色から赤色に紅葉します。北海道を含む日本各地で見られます。
モミジ(一般的にはイロハモミジ):葉が細かく裂けており、秋には鮮やかな赤色やオレンジ色に紅葉します。
庭園や公園でよく見られます。
エゾヤマザクラの春と秋の二重の魅力
エゾヤマザクラは、春には美しい桜の花を咲かせ、北海道の春を彩りますが、秋には葉が赤く染まり、再び風景を美しく彩ります。 、春には桜の名所として、秋には紅葉スポットとしても親しまれています。
北海道独自の気候が、春と秋それぞれの季節にこの木の異なる魅力を引き出し、訪れる人々に四季折々の楽しみを提供します。
その他の紅葉を彩る広葉樹
ミズナラ
ミズナラは、北海道全体に広く分布する大きな広葉樹で、秋になるとその葉が赤や黄色に色づきます。 木の寿命が長く、太く立派な幹が特徴で、古木になると圧倒的な存在感を放ちミズナラの森は、北海道の広大な自然を象徴するもので、秋の風景を一層美しくします。
シナノキ
シナノキは、北海道の山間部に広く見られ、その葉は秋に黄色く色づきます。 シナノキは、その特徴的なハート形の葉が印象的で、紅葉シーズンには森を彩る重要な存在です。に揺れるシナノキの葉は、柔らかな光を受けてキラキラと輝きます。
ニレ
ニレは北海道の平野部や川沿いで多く見られます。 秋にはその葉が黄金色に染まり、特に川辺の紅葉風景において、ニレの並木が美しい景色を待ちます。 、北海道ならではの壮観な風景です。
ハンノキ
ハンノキは、湿地帯や川辺に多く見られる木で、秋には黄色の黄葉を見せます。湿地帯に広がるハンノキの群生は、自然の厳しさと美しさが共存する北海道の風景に独特の雰囲気を加えましたます。
ヤチダモ
ヤチダモは、北海道の湿地帯に自生し、秋には美しい黄色の葉をつけています。 この木は湿気の多い場所で力強く育ち、その力強いさと美しさが北海道の自然を象徴しています。ちょっと湿った地で見られる紅葉は、幻想的な風景を思います。
カツラ
カツラの木は秋になると、ハート形の葉が明るい黄色に染まり、その優しい香りも楽しむことができます。感じさせます。
ハイマツ
写真の説明の碑の後ろの緑濃い低い木がハイマツです。針葉樹として北海道の山岳地帯に多く見られます。
その低木で、地面を這うように広がる特徴があり、風雪に耐えるさを強く持っています。
その緑が美しいコントラストを保ちます。
平地でも楽しめる紅葉
2024年広報さっぽろ10月号です。開いてみますと
↑は札幌市北区にある百合が原公園です。2024年10月1日から11月4日8時45分から16時45分入園。17時15分まで。JR百合が原駅から徒歩7分ほか。
↑国際スキー場。紺うようゴンドラを期間限定で運行。また、土・日・祝はグルメ屋台などの出店の他、イベントも盛りだくさん!日時10月1日から20日9時から16時。ゴンドラは9時半から15時30分(上り最終乗車は15時)
入場無料。ゴンドラは往復1,500円。小学生800円。未就学児無料ほか、飲食は実費。
その他にも、定山渓温泉の「紅葉かっぱバスを運行!知られざる紅葉スポットをガイドが案内するツアーバスを、期間中毎日運航します。
今年からは絶景のさっぽろ湖を巡る新たなルートになり、美しい紅葉をより楽しめます。との事。
10月1日から21日9時15分からと11時15からと13時15分からと、15時15分からで、各会時間程度。
発着場所;札幌市南区定山渓観光案内所。700円。
1年に1度だけ公開される福原山荘
↑のパンフレットの日付が12年前で古いのですが、2024年も特別公開されますので、ご案内させて頂きます。
公開期間は9月21日から10月20日までで、毎日9時から16時まで開放されています。入園は無料で、ペット同伴も可能です。
紅葉の見頃は例年9月下旬から10月上旬とされていますが、天候や気温によって変わることがありますので、訪問前に公式サイトやSNSで最新情報を確認することをおすすめします。
福原山荘は、北海道十勝地方の鹿追(しかおい)町にある紅葉の名所です。
もともとは個人の所有地で、広大な敷地には約300本のヤマモミジが植えられています。
毎年9月中旬から10月中旬にかけて、一般に無料で公開され、美しい紅葉を楽しむことができます。
敷地面積は約8.5ヘクタールで、庭園内には滝や池などもあり、散策路が整備されています。
紅葉シーズンには、赤や黄色に色づいた木々が広がり、地面に落ちたモミジの葉が赤い絨毯のようになります。
駐車場はなく道路を渡って歩きます。
二階建ての赤毛のアンに登場するような小さな建物がありますが、管理者さんが休憩したり、道具などがしまわれています。
その建物のわきに、ホースで水が出るようになっていますので、お手洗いは男女兼業の簡易式でしたが、手を洗う場所は建物の外のを使わせて頂けます。
サッポロファクトリー
札幌ファクトリーのレンガ館の壁を覆っているのはツタ(蔦)です。秋になると、このツタが真っ赤に紅葉し、とても美しい景観を作り出します。
10月下旬から11月上旬が見頃です。札幌ファクトリーを訪れる際には、ぜひこの美しい紅葉を楽しんでください。
ファクトリーには座席が動く映画館「4DX」ありまして体感型の映画館です。映画のシーンに合わせて座席が前後左右に動いたり、風や水、香りなどの効果が加わったりします。
屋上駐車場から撮影しました。
ウルシ
ツタウルシは秋になると美しい赤色に紅葉します。ツタウルシはウルシ科の植物で、他の植物や構造物に絡みついて成長するつる性の植物です。
紅葉の時期には、その鮮やかな赤色がとても目を引きます。
ただし、ツタウルシにはかぶれる成分が含まれているため、触れる際には注意が必要です。
紅葉を楽しむ際は、見て楽しむだけにしておくのが安全です。
もし心配な場合は、手袋を着用するなどして、肌に直接触れないようにすることをおすすめします。
まとめ
北海道の紅葉は、その多様な木々が織りなす美しい色彩と自然の力が強いさが特徴です。 カラマツやナナカマド、エゾヤマザクラ、イタヤカエデといった代表的な広葉樹から、エゾ松やトド松といった針葉樹まで、北海道の森はその豊かな自然とともに季節ごとの魅力を見せてくれます。
元バスガイドとして、多くのお客様をご案内してきたわたくしが感じたのは、北海道の紅葉にはただの美しさ以上に、自然の見通しや土地の歴史が詰まっているということです。
皆様には、ぜひついでに木々の特徴にも目を向けて、自然の素晴らしさを体験してみて頂きたいです。
どんな服装、準備がいいのですか?
もう初雪、初冠雪も観測されましたので、寒いよりは暖かい恰好が好ましいです。
カッパよりは傘をお持ちください。万が一に備えて使い捨てカイロはお持ちいただくと良いです。
今は余りありませんが、バスの暖房が壊れて全員震えて大変だっだ経験があるからです。
薄手でもいいのですが、撥水加工がしてあって風を通さないものが良いですね。
靴は、履きなれたモノが一番いいのですが、運動靴だと滑る心配があります。底のしっかりしたものが良いですが、このご旅行の為に購入するのも大変かもしれません。
わたくしは、車内清掃もするので長靴は持参しています。登山靴もあります。
バスガイドですが、山岳ガイド、ネイチャーガイド、色々経験させて頂きましたので準備は万端、クマよけスプレー、虫よけ、鈴、ホイッスル。
携帯電話は3大キャリアでも圏外のところもまだありますので、念のため充電は切らさないようにしないとです。
昔は、無線と言うものがありました。懐かしいです。
北海道の屋根、大雪山系のひとつ、黒岳では2024年9月20日の夜に雪が降り、翌21日の朝には初冠雪が確認されたのです。
昨年より13日も早い初雪となりました。
寒い季節は温泉が楽しみですね。存分に温まりましょう。
前述しましたが、紅葉前線は山から平地に、東から西、南へと進みます。
道南ですと大沼国定公園、そして函館、木古内町、福島町、松前町も良いですね。
まだまだ間に合うと思いますが、ゆっくりとそれでいて「あっ」と言う間に雪景色に変わりますので、桜もそうですが、紅葉の見ごろを予測してツアーに申し込みするのは悩んでしまいますね。
でも大丈夫です。どんなことでも思い出です。見頃を逃したらリベンジにお越しください。
お待ちしております。